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BLOG - kureharoさんのエントリ
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最新エントリ
2015/04/24
カテゴリ: eTileの話 : 

執筆者: kureharo (1:30 pm)
「知らんがな。そんなん自分で決めんかいな。」
突き放す僕。そう 僕も自信がないのだ。
〜たぶん、振る確率は、3割以上か!
でも先輩は降りたくないのだ。だって親だもの。

 周りからは、「早よせいや。」コール・・・当然だ。
なおも すがるような眼差しで、僕に訴えてくる上村先輩。

 そして・・・ついにその歴史的な一言が 彼の口から発せられたのでした。
「福田ァ〜切ってもいいと言ってくれえ〜。」
一同、どっと大笑い。
腹を抱えて大笑い。

 カクシテ、僕の承認なしに、真っ赤な顔をして、危険牌を切り出した(リーチをかけようとした)先輩でありました。

 次の瞬間
〜下家の明るい声が、軽やかに響きました。
「ローン。リーチ即のみィ 2600点♪」

 一同 もう一度どっと沸く。
僕も悪いと思いつつも、笑いを我慢できない。
「がははは・・・」

 それからは しばらく 口をきいてもらえませんでした。


                                つづく
2011/05/21
カテゴリ: eTileの話 : 

執筆者: kureharo (4:46 pm)
 ただ…
日中戦争に発し、8年間に及んだ第2次大戦に従軍した 幾百万にも及ぶ日本軍将兵の中で、自分の体験などは あまりにもささやかなものであり、気遅れを感じた。
 しかし、従軍の体験は 例え同じ戦線で戦った者でも「百人百様」で、同じものはないと思う。

 また、振り返ってみると、自分には戦勲として誇れるような事は何一つとてないが、今思い出してみても痛快なことが一つだけある。

 それは、暗夜に地形の全く分からない所で、敵弾が飛び交う中、なんとしても敵の機関銃座を撃滅せねばならない。
 とっさの思い付きで〜90kgの歩兵砲を木造瓦屋根の上に据えて、敵の機関銃陣地を多数撃破したことであった。

 歩兵砲は地形地物を利用して、なるべく姿勢を低くし、敵に発見されぬよう
陣地を選ぶのが鉄則であるが、前記のごとき場合、そんなことを言っていては任務が果たせないので、無謀と知りつつとった非常手段であった。

 平素でもそんな戦法は聞いたことが無かった…。
ただ今にして思えば…
この時に 屋根が崩れたり、発射の反動で砲が転落したりすれば、多数の死傷者を出して、分隊長として自決をして責任をとらねばならなかったはずだ。。
…「若気の至り」というべきか。
しかし、そんな失敗に終わらなかったことも幸運と言うべきかもしれない…。

 この作戦により自分が負傷したことは、本文に記した通りであるが、考えようによっては、失敗して大事故に至らず、自分の腕1本切断しただけで終わったことは「不幸中の幸い」とも言える。
もちろん、これとて結果論ではあるが…。

        *          *          *

 しかし、これらの思い出も、今は遠い昔となり、自分の記憶はもとより、戦争のことも次第に風化しつつある。
「隻腕の記」を記しつつ、感慨は胸を締め付けるものがあった…。

 最後に、武運つたなく戦死された数十万の英霊、なかんずく高木中隊長を始め、共に戦って散華(さんげ)された多数の戦友の尊い犠牲により、再建日本の今日の繁栄あるを思い…心から感謝し、ご冥福を祈るものである。


                               完
2009/03/07
カテゴリ: eTileの話 : 

執筆者: kureharo (9:56 am)
 薬師岳の登山口〜「折立」で水を補給した際・・・

川谷氏は、形は大仰だが中身の入らない(つまりは見掛け倒しの)アルミ製の時代物の水筒を持参しておりました。
しかも、ザックの外にブランブランさせていたので・・・
「ザックの中に入れておかないと、揺れて重たいですよ。」と忠告すると。
「ふん!」ほっとけと言わんばかりの返事。
私は、「相変わらずわがままな人や。まあ、ええわ。そのうち分かるやろ。」
と、思い直して、
・・・いざ出発。
登山口にそびえる「ミズナラ」の大木に、登山の無事を祈った 私でありました。

 「僕が先に歩きますから〜川谷さんついて来てもらえますか。」
「お前のケツ見ながら歩くのいややから、わし先行くわ。」と川谷氏。

あきれながらも〜好きなようにさせるしかない。

 歩き出して、ものの5分も登ったでしょうか・・・。
「わし、こんなしんどい道、一日中なんか歩けんぞ!」肩で息をする川谷氏。
「げげッ!ま、まだ歩き始めたばっかやないか。」暗澹たる気持ちになった私でありました。

「か、川谷さん、僕のストック貸してあげるから、これを使って下さい。少しは楽だから。」
「ふん!」とばかりにストックを受け取ると、再び歩き始めた氏でありました。
「お、こりゃあいいわ!らくちんや。こんなんあるんなら、最初から貸さんかい!」

 それから約10分。
今度は、「おい。福田君。そろそろ休憩にするぞ。」
「きゅ、休憩にするぞって、誰がリーダーや!」内心に怒りを納めて〜
彼に従うことにしたのでありました。

 ほんの15分もたたないうちに休んでいたんじゃあ〜これから お先真っ暗。
早くも頭をかかえた私でありました。

 頂上までの道のりは、コースタイムで約8時間の長丁場でありました。


                          つづく 福田可也

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