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最新エントリ
2014/08/09
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (10:11 am)
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悲鳴は、5歳の孫娘のものですね。 ・・・よほど爺さんの羽根切りが 残酷に見えたのだろう。 だがこれは、小鳥を飼うときには、よくやる方法で そう珍しいことではありませんね。 素人が見るほどには、鳥自身にダメージはないのです。 たとえば〜動物園にいる「コンゴウインコ」などは、なぜ飛んで逃げないかというと・・・ あれは、片方の羽だけ切ってあるのです。 なぜ片方だけを切ってあるかというと・・・そうしておくとバランスが悪くなり、両方切るよりなお飛びにくいんですね。 ・・・で、彼らは、そのことを学習して、飛び立とうとはしないわけです。 でもスズメや普通の飼い鳥などは 頭がよくないため「片方切り」されても、何度もチャレンジし続け〜やがてそれなりに飛べるようになるのですね。 ですから〜小鳥の場合は、両羽根とも切っちゃうんです。 本人たちは、「多少 調子悪いなあ・・・」くらいで、生活するうえでも 健康上も何ら問題ないのです。 ・・・で、都合〜飛んで逃げられなくなるってわけです。 でも 間もなく、私のやり方が失敗だったことに 私は気づきました。 かえってスズメたちは、人に警戒心を持つようになり〜低空飛行ながら逃げ惑うようになってしまったからです。 ・・・その結果、「こりゃ野生に戻すしかない。」と思うに至りました。 しかしここでハタと困った。 「そうだ。羽根を切っちゃったんだった!」 ・・・ということは、次の羽根に生え代わる「いわゆるトヤ」まで、待たなければならない。何故なら〜飛べないスズメなんぞは、格好のカラスの餌食ですからね。 カクシテ、当分〜我が家の(中途半端な)ペットとして、あと1年ばかり面倒を見ることと相なりました。 この時になって〜ようやく私自身が「うらしま太郎」ではなくて、「舌切りスズメ」ならぬ「羽切りスズメ」の意地悪じいさんであったことに、今初めて気がついたのでありました。 つづく |
2014/07/25
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (10:30 am)
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いじめられているスズメのヒナを助けて、命を救った時には、私は自らを「亀を助けたうらしま太郎」に重ねていましたが・・・ その後、一向に竜宮城へのお誘いもないまま、それでもスズメの兄弟は すくすくと育っていきました。 やがて羽も生えそろい、2羽の小スズメは 我が家のリビングで 自由奔放に飛び回るようになったのです。 でもここで私は、大きな壁に突き当たったのです。 それはスズメのヒナの教育方針についてでありました。 すなわち私は、将来〜愛玩用の「手乗りスズメ」として期待していた。 しかし娘は、やがては立派な「社会人ならぬ社会スズメ」として、世間に送り出してやりたい。・・・と、こう考えていたのです。 養育係りは、あくまで娘ですから、当然その影響は 娘のそれを色濃く受ける。 具体的には、できるだけ日頃 彼らにかまってやらず〜人に慣れさせないようにして、やがて野生に帰れるように育てるってことですね。 これは、基本的には正しい!「野鳥の会」推奨の方針と言えますね。 ・・・で、飛べるようになった小スズメは、成長するにしたがって 人を怖がるようになって、手に乗ってこなくなったんですわ。 それをよく思わない 邪(よこしま)な心のお爺さんは(私のことですね)、ある日のこと・・・無理に人に慣れさせようと、いたいけな小スズメの羽を、あろうことか〜ハサミでチョッキンと切ってしまった。 「きゃー!」 つづく |
2014/07/04
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (2:28 pm)
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2羽のスズメは 瓜二つで見分けがつかない。 もともと双子(数羽のうちの2羽)で、さらに羽の柄まで一緒だから無理もない。 孫娘が、せっかく「ぴよ」と「きら」ってかわいい名前を付けたのに、見分けがつかないんじゃ呼びようもない。 一計を案じた私は、「足環(あしわ)」を付けることにした。 細いストローの切れ端みたいなものが、200円を超える!(税込) 片方の鳥に、黄色い足環をつけて「はい、おしまい♪」 「こっちのきらちゃんにもつけてよう。青がいいな。」とわが娘。 「片方だけについてれば、見分けがつくから これでいいの。」と理論派の私。 「いやだあ。可愛いもん。あ!そうだ。二人とも両足につけてよう。」 ・・・などと孫娘が言い出すに及んで、ますます収拾がつかない。 でもね。スズメにしたら、足環つけられて嬉しい筈もなく、本来ないほうがいいに決まっているので、ここらで本件打ち切りとしたのでありました。 以来、見分けはつくようにはなりましたが、足環をつけた時点で、すでにどちらが「ぴよ」でどちらが「きら」だか、すでに見極められなくなっていたので、我が家の女どもの意見も二通り・・・いや、その日によって それぞれ違うのだから、あきれたものである。 言うなれば、「ぴよ」と「きら」なぞは、すなわち「あれ」と「これ」と言うのとなんら変わらない。 こんなことなら、足環なんぞ要らなかったんですね。初めから・・・。 つづく |
2014/06/21
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (3:29 pm)
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私が雛を拾って来た当日・・・わが娘は インターネットを駆使して、与える餌の調合などを調べ〜2羽の雛の餌付けに必死。 やれ生きた幼虫だの、きな粉だの、ゆで卵だの・・・ 何しろ、野鳥だもんですから〜ズバリそれ用の餌などは売ってないわけでして、(インターネット上の)経験者からの情報だけが頼りなんです。 ・・・で、その都度、私が買い出しに走らされる始末。 いやはやひどい目にあいました。 また〜夏場とはいえ、赤裸の雛には夜になると保温が必要。 ペットボトルにお湯を入れて、湯たんぽ代わり。 まあ、一家あげて てんやわんやですよ。 翌早朝・・・雛が心配で 珍しく早起きしてきた娘が〜恐る恐る覗いたダンボール箱の中では、2羽の雛がうごめいておりました。 「やったあ!生きてるよ♪」 明るい声に 私も妻もにっこり笑顔。 「女房と笑顔を交わすなんて、何年ぶりだろう?」・・・などとつまらぬ思いを馳せる私でありました。 何はともあれ〜もっとも難しい、一夜目を何とかクリアできた娘は大張り切りで 朝の「すり餌」作りに取り掛かったのでありました。 翌日から、私は出張で2日間 家を留守にしましたが、帰宅すると 元気いっぱいの2羽の雛が 餌をねだって「ピーピー ピーピー」にぎやかしいこと♪ なんと羽も少し生えて、どうやら見込み通り スズメに間違いないようであります。 大きく開けたくちばしの周りが黄色くって、かわいいこと可愛いこと。 つづく |
2014/06/13
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (2:10 pm)
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先日、わが社の倉庫で 若い人たちが2〜3人寄って、なにやら騒いでおりました。 なんだろうと近づいた私に、うちの1人が「あ、これ見てください!」と棒付きの網(釣りなどに使うタモですね、いわゆる…)を私の前に突き出しました。 「雛ですよ。ハトの雛を捕まえました。」とドヤ顔をしております。 「どれどれ・・・」網の中を覗き込みますと、まだ羽さえも生えていない赤裸の鳥の雛が2羽あがいております。 「これはハトやない〜スズメかセキレイの雛や。いや多分スズメやな、これは・・・」 「どこにおったん?これ」 私が聞くと「これこれ〜こう」で、倉庫の高いところの梁から落ちてきたらしい。 梯子を出して調べさせたが、巣の場所は不明である。 こういう場合・・・親の元に返すのが一番いいのだが、それは無理。 で、なければ、放っておくのが基本です。(野鳥の会のキャンペーンによる) しかし、これも閉ざされた倉庫の中とあっては、助かる見込みはない。 私は次善の策として、「自分の手で育ててやるしかない。」と判断しました。 さっそく、同居している長女に連絡・・・ 「スズメの雛を拾ったんだけど、育ててみない?もう目が開きかけているので、手乗りになるかどうかは わかんないんだけど・・・」 ・・・しばらく考えている様子。 やがて「やってみるわ。」と、きっぱり 「放っておいても死なすだけやろうから。」長女もよく解っている。 ・・・そうなんです。我が家の家族は、女房も娘も私の影響で、動物(なかんずく小鳥)に関しては、皆詳しい。 つづく |
2014/05/23
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (11:21 am)
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「自分に票を入れるとは、あつかましい奴や。」内心舌打ちをした私でした。 でも数を数えた孫娘が、「あれれ・・・3人だあ??」なんとなく怪訝な表情。 さて気を取り直して、孫が音頭をとる♪ 「じゃあ、じいちゃんが好きな人 手ぇ挙げてえ。」 「はあい♪」「はあい♪」 挙げたのは、孫と私の二人。ばあちゃんは挙げない! ばあちゃんがここで発言 「おねえちゃんが2人。じいちゃんも2人。」 「では、ばあちゃんは何人だったでしょう?」 孫は少し考えてから「3人?・・・だったよね。」 すかさずばあちゃんが叫ぶ・・・ 「では結果を発表します。1番多かった ばあちゃんが優勝です!」 孫娘の純真なオツムでは、なぜ自分が負けたのか、理解できない様子。 でもなんとなく納得もできない・・・んですね きっと。 とりあえず悔しがる孫。 「悪い大人がおるわ。」運転しながら、一人愚痴る私。 ちょっと間を置いて「うそうそ、3人とも優勝だよ〜」と、笑いながら ばあちゃん。 それを聞いて「そうそう。それが、大人でしょ。」と、納得したじいちゃんです。 もちろん孫娘も 得心顔でありました。 女性といえども、なんというか・・・小さいうちは、可愛いもんですね。はは・・♪ 騒いでいるうちに、車は映画館に到着。 その夜は 3人にとって〜とっても素敵な映画鑑賞になりました。 つづく |
2014/05/09
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (2:26 pm)
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私は、週1回いわゆる「休肝日」を取るようにしている。 再三 述べているように、私は「無類の酒好き且つ大酒飲み」なので、これは辛いです。 しかし、近所のやぶ医者から「このまま飲み続けると、あと10年で肝硬変確実ですよ。」 などと言われると、反論もならず ついに屈してしまったのが、もう10年も前のことでした。 なんとか酒なしの無聊を慰めようと、休肝日には夕方会社から帰ると、大急ぎで飯をかっ込んで、女房を誘って映画などに出かけております。 ええ、ほぼ毎週です。 その日も、同様にあっという間の夕飯を終え、出かけようとしたところを、孫娘(5歳の年中さん)に呼び止められたのであります。 「じいちゃん、どこ行くの?」 ちょっと言いにくかったが、「映画だよ。ばあちゃんと言ってくるから、いい子で待っててね。」 「いいな〜あたしも行きたいなあ。」 「じゃあ、アニメなら見れるんじゃない?連れて行こう〜そうしようよ♪」と我妻。 ちょうど今評判の「アナと雪の女王」が上映中でありました。 これは 我々にとっても初めての体験。 3人は勇んで出かけたのでありました。 車中、孫娘は退屈なのか、皆に話しかける。 「あたしのこと好きな人、手ぇ挙げて。」 「はあい♪」「はあい♪」じじとばばが応える。2票・・・まあ当然。 次は、「ばあちゃん好きな人?」 「はあい♪」孫の可愛い手。 挙げないと後がうるさいので、私も「はあい♪」 以上・・・と思いきや、「はあい♪」・・・もう一人 ばあちゃん自身も ちゃっかり手を挙げている。 つづく |
2014/04/04
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (4:49 pm)
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さて、社員旅行も無事終了。 解散となって、我が家へ帰り着いた時には、夜もだいぶ更けておりました。 「お帰りなさ〜い♪」 「ご苦労様〜おかえり。」 寝ずに起きて、お土産を待っていた孫たち。 ・・・と、娘や女房。 なあに。こちとらノー天気だあ。 「ほい、これお土産だよん♪」 ポンと、ちゃぶ台(兼コタツ)の上に、ビニール袋を投げ出した私でした。 一方、息子殿はというと・・・ いくつもある(高級そうな袋を)一人一人に手渡しである。 各々の表情が、期待に輝いている(様な気がする)。 「ふん!」 それを横目で見ながら、形勢不利とみた私は、自分の部屋へ逃れました。 ・・・それから、小一時間。 飲みすぎで のどの渇いた私が、水を飲みにリビングを通りかけたとき・・・ 娘が、まだ一人起きていてテーブルの上に置いた何かを眺めている。 「どうしたの?」と私 「これ、買ってきてくれたの ♡」 見ると、目がハート型ではないか! 「ホワイトデーだからだって・・・♪」 高そうなオルゴールの宝石箱。しかもイヤリングか何か 入ってあるようだ。 孫たちも、おもちゃやお人形など もらったらしい。 大事に抱えて寝付いたそうな。 後には、私が孫たちにと買ってきたハンカチが 打ち捨てられていたのでありました・・・ しかも模様が「スカイツリー」と思って買ったのですが、今よく見ると、なんとそれは「東京タワー」であったことが、なおいっそう「ものの哀れ」を誘っておりました。 |
2014/03/14
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (4:54 pm)
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先日、会社の慰安旅行に行ってきました。 行先は東京。 もちろんメインは「スカイツリー」ですね。 田舎から出てきた「お登りさん」らしく、みんなで450mの展望台まで、上ってきましたよ♪ まあ〜それはともかく・・・ 二日目も終盤、お台場のフジテレビ近辺で、今回の旅行 最後の自由時間。 言ってみれば、「お土産タイム」ですね。実質的には。 まあ、そういうわけで、私も留守宅にお土産を買い求めました。 でも〜こう言っちゃなんですが、ろくなものがありませんね。 大きな、なんたらいうショッピングモールも11時開店ということで、お店が開いた時分には、もう集合時刻までいくらもない・・・。 適当にそこいらの店で、お菓子と、あと孫たちに、「汗拭きタオル」みたいなハンカチを いい加減に選んで買いました。1枚は「クマモン」もう一枚は「スカイツリー」がモチーフでした。 さて、やれやれの思いで、集合場所にたどり着くと、皆さんすでにガヤガヤと帰ってきている様子。 ほどなく、(何事にも気の回る)会社の女性社員の人が私に近づいてきて 小さな声で言うんですよ。 「Tさん(私の娘婿ですね。同居していて、うちの会社に勤める孝行息子です)のお土産すごいですけど、社長(私のことです)〜大丈夫ですか?」と目配せ。 見ると、彼は大きな紙袋をいくつも下げている。しかも包装紙が上等っぽい。 転じて私の袋は、小さなしけたやつが1個だけ・・・ 「なあに、中身で勝負だから大丈夫さ!」・・・言いつつ額に汗。 つづく |
2014/03/07
カテゴリ: オヤジのつぶやき :
執筆者: kureharo (9:43 am)
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1歳半の孫は、男の子だけあって結構やんちゃ。 我が家では、今日(こんにち)まで およそ半世紀にわたって、女の子しか生まれたことがなかったので、男の子は珍しく、驚くことばかりです。 いたずらも半端じゃない。 先日もリビングの壁にマジックで思いっきり落書きされちゃった! 私が、落書き用にと買ってきたホワイトボードにマーカーを持たせて好きなように書かせていたら、しばらく目を離したすきに、ボードから大きくはみ出して、横の壁面にわけのわかんない絵を書きなぐっている! じいちゃん仕方なくウエットティッシュで拭きましたよ。一生懸命にね。 でも水性ペンとはいえ、なかなか取れません。 ふと横を見ると、加害者の孫がじいちゃんの真似をして、一生懸命同じように拭いている。なんでもまねっこするんですね、子供って。 それはいい。それはいいんだけれど、拭いているウエットティッシュが問題。 今しがた私が拭いた汚れたティッシュを拾って、それでもって拭いているではないか! 広い範囲にわたって、汚れが拡大しているのですよ。当然のことながら(涙) 「もういいから、あっち行ってなさい。」 仏のじいちゃんも〜さすがに少し怖い顔。 孫は怒られたもんだから、半べそで向こうへ行っちゃった。 汗水流してようやく「ある程度」きれいになった壁を 満足げに見ていた私の目に、あっちの壁に行って〜うれしげに落書きしている孫の姿が 映ったのでありました。 つづく |