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BLOG - umemura2さんのエントリ
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2006/05/08
『故郷忘じがたく候』考

執筆者: umemura2 (5:32 pm)
<<『故郷忘じがたく候』考>>   ―梅村タイル店 梅村―

司馬 遼太郎の小品に、第十四代 沈 寿官と薩摩焼をテーマにしたものが有りますが、その典雅さ、繊細さ、優美さに於いて白薩摩の右に出るものは有りますまい。

(これに比べたらマイセンやセーブル・ウェッジウッドなどとてもとても。)

失礼ながら作品を前にして、十四・十五代父子の容貌との落差を想うと、微笑ましくもあり、また、口から発せられる知性・想いを思い巡らせるとむべなるかな、とも思います。

朝鮮より連れて来られ島津氏に護られ、望郷の中苦難の末に故郷に酷似した苗代川の滸に窯を築き、薩摩藩の至宝と云える白薩摩、更には民間用の自由な黒薩摩へと発展していく苦難と労苦の過程は、思いて余りある物があります。

が、現状の朝鮮(韓国)の窯業を顧みた時、その低迷ぶりに著しく疑問も感じます。

巨大な中国文明に隣接し、傍流故に本家より純化を求めた末の、排他性や偏狭性を儒教や李朝白磁に見るとき、故郷から遠く離れたが為に、薩摩焼まで進化した過程と比して、鴨緑江の幅が20キロあったのなら、『かの国』の文化も大分違ったのかも知れません。
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