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2015/07/03
「むすめと私」  その61

執筆者: kureharo (4:36 pm)
 翌日は、予想通りのいい天気。
ママは 朝から不機嫌そうに おむすびや卵焼きを作っている。

 やがて準備も整い、幼い娘二人は大はしゃぎで そこいらを走り回っている。
「今から あんなにはしゃいで疲れんのかなあ。」
でも子供にすれば、そんなの関係ないですね。まったく。

 しかもお姉ちゃんが、リュックを担いでいるのを見て、下の妹のほうもリュックを持ちたがる。自分の身体だけでも 難しいだろうに・・・まったく聞こうとしない。
仕方なく、お姉ちゃんのお古を出してきて、持たせる。
中身は着替えなど、軽い物ばかりである。

 午前9時過ぎ、いよいよ出発!
お姉ちゃんが先頭で、ちびは私と手をつないで歩き出す。
歩速は たぶん時速2劼らいですね。
昼までに 公園にたどり着けるか心配だ。

 今のように携帯電話があるわけではないし〜ずっと河川敷の田舎道なので、途中でママに迎えを頼むこともできないのだ。

 しかし意外!
お姉ちゃんはもちろん〜ちびも弱音を吐かず、よちよちながら懸命に歩く。
小1時間も歩いたろうか・・・初めての休憩を 堤防道のかたわらで取りました。
幼い姉妹は、お茶を飲み、チョコレートをリュックから出して、美味しそうに食べる。

「い、意外だ。こんなに頑張るなんて。」内心舌を巻く私。

 何度か休憩を取りながら、やがて遠くに遊園地の丘陵が見え出した。
「あれが遊園地だよ♪」と教えると、二人とも「わあ〜もうすぐだね!パパ。」
ちびも舌足らずながら、「うれちいな。パパァ。」と声も弾んでいる。
あの日のちびの嬉しそうな顔は、30年たった今も忘れられない。


                                つづく
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