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2015/04/24
「ぼくの好きな先輩」 その8
執筆者: kureharo (1:30 pm)
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「知らんがな。そんなん自分で決めんかいな。」 突き放す僕。そう 僕も自信がないのだ。 〜たぶん、振る確率は、3割以上か! でも先輩は降りたくないのだ。だって親だもの。 周りからは、「早よせいや。」コール・・・当然だ。 なおも すがるような眼差しで、僕に訴えてくる上村先輩。 そして・・・ついにその歴史的な一言が 彼の口から発せられたのでした。 「福田ァ〜切ってもいいと言ってくれえ〜。」 一同、どっと大笑い。 腹を抱えて大笑い。 カクシテ、僕の承認なしに、真っ赤な顔をして、危険牌を切り出した(リーチをかけようとした)先輩でありました。 次の瞬間 〜下家の明るい声が、軽やかに響きました。 「ローン。リーチ即のみィ 2600点♪」 一同 もう一度どっと沸く。 僕も悪いと思いつつも、笑いを我慢できない。 「がははは・・・」 それからは しばらく 口をきいてもらえませんでした。 つづく |
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