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2012/11/17
「悪ガキ日記」  その28

執筆者: kureharo (3:05 pm)
 悪ガキの奮闘は、まだまだ続く…。
中学3年の2学期の期末試験の時の事…
高校進学を控え〜生徒も先生も皆 真剣な表情で、試験用紙に向かっておりました。
水を打ったように静かな教室に「コツコツ…」とその日 担当試験官の(一昨年の担任で、例のハムスター事件に登場した…)先生女史が、歩き回る靴の音だけが響いておりました。

 …と、後ろから近づいてきた彼女の靴音が、僕の横でピタッと止まった。
一瞬の緊張が、付近の生徒たちに走る。
下向き加減の僕の横目線に、女史の(美しいとは言い難い)指先が伸びて来た。
その指先は、僕のセルロイド製の筆箱の…半開きの蓋を押しのけ中をまさぐっているではないか!

 見上げる僕の目と女史の目が合った。
彼女の目は、怒りで〜メラメラ燃え上っているように見えましたね。

押し殺した声で…「これは、預っておきます。」
小さく コクンとうなずくしか僕には出来ませんでした…。
…ううぅ…彼女の指先には、小さな「サイコロ」が握られていたのでした。
言うまでもなく…それは試験の「択一問題」用に隠し持っていた 必殺の小道具でありました。

「あの子は、教師を…いえ、学校をなめとるんです!」
かの女史は、僕の担任の先生に吠えたそうであります。
… 後日〜担任の先生に またしても絞られた父親から、洩れ聞いた話であります。

 カクシテ…僕の高校受験の内申書は、最悪の出来栄えとなっていったのでありました。


                                つづく
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