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2012/03/31
「悪ガキ日記」  その17

執筆者: kureharo (3:29 pm)
 見知らぬこわいオジサンに にらまれて、僕はすくみあがってしまいました。
そりゃあーお子様だもの、当然ですわ。
さらに催促されて、斜め後ろでパチンコに夢中になっている 不良親父を恐る恐る指差した僕でありました。

 件のオジサンは、軽くうなずくと親父に声をかけました。
「もしもし… ××△○×÷△…」
周りがうるさくって、話の内容は僕には聞こえない…。
しかし、徐々に親父の頭が下がっていく模様??。
しまいには、米つきバッタのごとく、ペコペコペコペコ…
しかも〜酒で赤くなった顔をさらに赤くして、なにやら平身低頭の体(てい)じゃないか!

「どうしたんやろ?とうちゃん〜」
「いつも首がまわらへんって言ってたから、金借りてる人やろか?」
… とは、子供だから思わない。。。

 ひとしきりペコペコしてから、親父はあわてた様子で、僕が打っていた台のタマを箱に入れ回収し、次に僕の頭を小突いて〜己の息子を 自分の方に手繰り寄せたのでありました。

やがて… オジサンは、「…ま 今回だけ大目にみてあげますわ!」
などと捨てゼリフを残して、僕を一瞥(いちべつ)すると、通路を狭そうに肩をゆすりながら、去って行ったのでありました。

 皆さんのご明察の通り…かのオジサンは、隠れもない〜天下御免の「補導員」であったわけです。

 かくして危うく補導されにかかった、いたいけな少年でしたが、なんとか保護者への厳重注意という事で、見逃してもらったのでありました。

… しかし。
親父の偉いところは、その後も僕を横においたまま、パチンコを打ち続けたことでありました。


                                つづく
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